【トブトリノ】基本のドリップ

  

ハンドドリップ1人分(150ml)

準備するもの

〇珈琲豆または粉 20g

今回は当店の小分けパック20g(粉)を使用します。一人分増えるごとに15~20g増やすと良いです。

直前に豆から挽くのが一番おいしいですが、難しければ新鮮な珈琲粉をご用意ください。粉の粗さは「中細挽き」が良いです。当店の小分けパックはドリップに最適の粗さに調整しております。

※小分けパックは近日中に販売予定です

 

〇ドリッパーとペーパーフィルター

当店では使いやすい「メリタ式」ドリッパーをおすすめしております。ご自宅にある他メーカー以外でも応用いただけます。台形・円錐・ネルフィルターどれにおいても基本は一緒です。

トブトリノお勧めは

「メリタ アロマフィルター1✖2」

「メリタ ペーパーフィルター アロマ」

 

〇ドリップケトル

注ぎ口が細めであれば何でも良いです。

トブトリノお勧め

「月兎印 スリムポット」

 

〇サーバー

メジャーカップなど抽出量が分かるものが良いです。もしくはキッチンスケール等でも代用できます。(水・抽出液は1ml=1gと考えます )

トブトリノお勧め

「パイレックス メジャーカップ」

 

 

作り方

①約200ml ✖ 人数分の水をドリップケトルまたはヤカンに入れてしっかり沸騰するまで火にかけておきます。※完全に沸騰させるのがポイントです。

②計量した珈琲粉又は挽いた豆を、ペーパーをセットしたドリッパーに入れて、軽くゆすって平らにします

③真ん中から「の」の字を描くように沸騰したお湯をゆっくり注ぎ、すべての珈琲粉を濡らします。すべての粉が濡れたあとにサーバーには25mlくらいの落ちているのが理想です。

そのまま「3分間」触らずに蒸らしを行ないます。その間にドリップケトルのお湯をあらかじめ用意しているコーヒーカップ等に注いだのち再びドリップケトルに戻します。これによってカップを温めるとともにお湯の温度を下げることができます。※フタやカップソーサーなどを乗せると、炭酸ガスの放出が効率的に進みますが、なくても大丈夫です。

⑤蒸らしが終わったら、ドリップケトルのお湯150mlくらいをを中心から500円程度の円を描きながら、一度に注いでいきます。その後サーバーの中に120ml抽出されたところで、ドリッパーを引き上げて抽出を終了します。(メリタドリッパーだと側面に表示されている(1)という線まで一気に注ぐと100~120mlで抽出が止まるようになっています。その他のドリッパーでしたら、お湯を一気にドリッパーへ一定量注ぎ、抽出量が100~120mlになったらドリッパーを引き上げてください)

⑥最後にドリップケトルに残ったお湯をサーバーへ注ぎ、120~150mlまで濃度調整して完成です。 ※熱いコーヒーにしたい場合は、お湯を再び沸騰させてから注ぐと良いです。また、濃度についてもお湯の量を調整してお好みの味に仕上げてください。

 

少し濃いめなのに、後味スッキリ。

飲んだ後に甘さが広がる珈琲です。

 

少しのひと手間から小さな幸せを。

ぜひ一度おためしください。

 

トブトリノ焙煎所 店主「中島」